現在の所属部署、入社年度、出身学部・学科を教えてください

2019年度に入社し、現在は技術部技術グループに所属しています。学生時代は工学部の応用化学科を専攻していました。

日本工機を知ったきっかけと志望理由を教えてください。

大学３年の就職活動の時、知人から勧められました。私自身、白河で生まれ育ちましたが、大学は関東へ。卒業したら地元に戻って働こうと思っていたのと、大学で学んだ化学を活かせると思ったのが主な志望理由です。

現在の仕事内容と、これまでどんな仕事を経験してきたか、教えてください。

入社後は研究開発部に配属され、対ドローンの防衛品開発に携わりました。2021年には、関連会社である日油の研究所（愛知県）に転属となり、宇宙ロケットや防衛ミサイルに使われる固体推進薬の開発方法を習得。特殊な技術を身につけるという貴重な経験ができました。2023年には現在の技術部に配属。転属中に得た知識を生かして、固体推進薬製造方法の確立を目指しています。

どんな時、この仕事を選んでよかった、と思いますか？

研究職には共通すると思いますが、自身が開発に携わった製品を完成させ、納められた時には達成感を感じます。一つの納品までに数年間かかることもあり、「やっとここまで来た」と大きな感慨があります。また、当社は防衛製品を多く自衛隊へ納入していることから、国防の一端を担っているという自覚が、日々のモチベーションにつながっています。特に防衛や国際関係に関わるニュースも、学生の時と違って、自分ごとにつなげて感じられるようになりました。

日本工機という会社の魅力について教えてください。

まず、国や人を守る製品を製造していることにあると思います。国の防衛に関わる企業は、さほど多くありません。日々の研究開発を通して、当社のミッションである「守る」に関われることが、大きな魅力です。特に、世界情勢が変化している昨今では、ミッションの大切さをより一層強く、感じています。
次に、社内の雰囲気がいいことです。入社前は不安でしたが、実際には気さくな方が多く、暖かく受け入れていただけました。生まれ育った場所でもあることから、家族や知人とつながりのある方も多く、親近感が持てます。社内では、サークルや同好会の活動も盛んで、卓球サークルと駅伝同好会に所属。メンバーと一緒に練習をして、地域の駅伝大会に出たりしています。
また、資格取得や学ぶ環境も整っていて、火薬類の資格取得などを後押ししてくれるのもありがたいです。

これからチャレンジしたいことは何ですか？

英語です。当社の製品は米国のライセンス品が多く、部品や原材料も輸入するなど、海外との関わりが日常的です。部品や材料をよりよく理解し、また伝えるべきことを伝えるためにも、英語の習得に力を入れていきたいと思っています。
研究開発業務では、チームを引っ張る存在になることが目標です。仕事もできて人柄も尊敬できる、そんな先輩が近くにいるので、常に意識し、目指していきたいと思います。